
こんばんは。皆さん。ブラマンお爺さんじゃよ。

マスターに、ちこ工房村の案内を頼まれてしまってのう、仕方がなく紹介する事になったんじゃ。

今回は、儂の特別授業編の2回目を伝えていこうと思っとるよ。

今回は、ドワーフトマトを使った、肥料を比較検証する実験じゃよ。

では、行ってみようかな。
今晩は、ブラマンお爺さんじゃよ。
前回に続き、村や近隣でちこ工房村の学校で学んでいる子供たちに、特別授業を泊りがけで行ったんじゃ。
今日は、その2日目にあたる。一応、今日でお泊り特別授業は終わりにする予定じゃ。
動きがあれば、その時に今回みたいに集まってもらうようにしたんだよ。

これが、授業の様子じゃ。
「村長さん、今日は何を教えてくれるの。」
「早く知りたいな。」
「水耕栽培か、確か、農園の経営はブラウンおじさんがやっているよね。」
「そうだよ。」
「空きスペースがあったね。」
「うん。」
「みんな、今日はドワーフトマトを使った肥料の比較をやってみようかなと思う。」
「面白そう。」
「ワクワクドキドキ。」
「では、次に行くぞ。」
「はーい。」

「まずは、種じゃ。今回はこの3種類を植えるぞ。」
「なんで、3種類。」
「この前、2種類だったよね。」
「うん。何で。」
「みんな、鋭いのう。前の、コマツナとほうれん草。今回の、トマトとパセリ。これをコンパニオンプランツと言うんじゃよ。」
「コンパニオンプランツ?」
「そうじゃ。それぞれが互いに相乗効果を生み出していく組み合わせのことじゃ。」
「成長を促してくれる、害虫を予防してくれる、また、食味を良くしてくれるなど、効果はある組み合わせの事を言うんだよ。」
「凄いね。自分でやるときもやっていったらいいの。」
「そうじゃ。」
「やってみようかな。」
「よし、次にいくぞ。」
「はーい」

「前回同様、種を蒔くとき、また、蒔き終わったときに使う道具じゃ。」
「おっと、前回、大切なことを忘れていたぞ。」
「村長さん、大丈夫。」
「大丈夫じゃ。前回みたいに、スポンジでやるときは、育苗のタッパに水をスポンジの1/3位入れておくんじゃぞ。」
「はーい。」
「次に行くぞ。」

「今回も、この水切りざるを使うぞ。」
「村長さん、上のは何。」
「今回は、上の物を使って種を蒔くんじゃ。これは、ロックウールというものじゃ。保水性に優れているものじゃ。お父さんとお母さんに説明して買ってもらうんじゃぞ。」
「はーい。」
「では、次に行くぞ。」

「今回は、3種類のハイドロボールをミックして肥料の比較を実験するんじゃ。」
「どこのですか。村長さん。」
「一つは、エコゲリラさん。一つは、リビングファームさん。一つは、ダイソーさんじゃ。」
「分かりました。」
「では、次に行くぞ。」

「まずは、種をお皿の上に出すんだよ。」
「今回は、ロックウールの穴に種を4粒位入れるんじゃ。」
「その前に、ロックウールを水に濡らしておくんじゃよ。」
「その濡らしたロックウールの穴に種を入れるんじゃよ。」
「種を入れたら、育苗用のタッパにロックウールを入れるんじゃ。ロックウールは保水性が高いので、水を入れる必要はないぞ。」
「これで種まきは終わりじゃ。」
「はーい。」
「今回は、マスター、ドジしなかったね。」
「そうじゃな。」
「では、次に行くぞ。」

「その前に、前回のタネの様子を見てみよう。」
「きちんとなっているね。早く発芽しないかな。」
「1週間位かかると思うぞ。」
「長いよー。」

「そして、最後に後片付けじゃ。」
「これで、今回の特別授業は終わりじゃ。また、呼びに来るから楽しみに待っているんじゃぞ。」
「はーい。ばいばい。」

村長さん、ご苦労様でした。
マスターさん。やっと来たか。

どうじゃったかな。わしの授業は。


良かったと思います。子供たちも良く反応してくれていますし。
それなら、嬉しいな。


今後も、農園よろしくお願いします。村長さん。では。
マスターさん。帰ってしまった。

と、いうのが今回のお泊りでの特別授業だったんだよ。
マスターからの伝言じゃ。
次は、別の話題を書くとのこと。
みんな、楽しみに待っておくんじゃぞ。
じゃあ、儂も疲れたから家に帰るな。
by ちこ工房村村長 ブラマン